昔は引越し時の挨拶は、転居前でも転居後でもご近所周りに行くのが慣習となっていましたが、現在ではそうでもありません。
地方は挨拶が無いと近所内でうるさいので行った方が良いですが、都会だと人の移り変わりも多い為、特に気にしない方も多いのが現状です。
挨拶する範囲は?
一軒家なら向こう三軒両隣が基本ですが、後ろ三軒も回った方が良いです。
また、マンションであれば上下階と両隣の範囲で十分です。
大家さんには特に挨拶する必要はありませんが、自治会長さんには挨拶しておいた方が後々楽なのでお勧めです。
また、女性の一人暮らしであれば危険が伴いますので、挨拶は必要ありません。
挨拶する時間帯は?
引越し日の前日~1週間までに挨拶は済ますようにしましょう。遅くなるとだんだんと行きづらくなるためです。
時間帯は、平日の午前中や夜は避け、土日の日中から夕方までに行くのがお勧めです。
留守の場合は改めて伺うのが礼儀です。
持っていく粗品は何がオススメ?
タオルやティッシュペーパー、サランラップなど500円未満の粗品で十分です。
特にタオルは良く使うのでもらった方も嬉しく、送る場合は、ご挨拶または粗品ののしに名前を書いて渡しましょう。
(のしは外のし。)
渡す際は、どこそこに今度引越してきた○○です。よろしくお願いします。と伝えるだけなので4、5軒回ったとしても時間にしても1時間足らずで済みます。
引越しの挨拶まとめ
- ご家族で地方住まいなら必ずご挨拶に出向いた方が良い。
- 挨拶に向かう範囲は、一軒家なら向こう三軒両隣と後ろ三軒、マンションなら両隣と上下階に。
- 行く時間は、前日~1週間までで平日は避け、土日祝の午後から夕方までに。
- 手土産はタオルにご挨拶または粗品の外のしを付け名前を書いて渡す。
礼儀や礼節を重んじる日本人ならかんたんな挨拶だけでも済ませてみては良いのではないのでしょうか?
このご時世で、何が起こるか分かりませんし、起きたとき助けあえるのはご近所付き合いがあってこその事です。
挨拶を迷っているぐらいであれば、かんたんに済ませてしまう事をお勧め致します。後になっては機会が無くなってしまいますからね。