引越しには繁忙期と閑散期というシーズンがあり、時期に合わせて料金が高くなったり安くなったりするいわば、定価の無い料金変動制です。
繁忙期に当たるのは3月、4月、8月、12月で閑散期に当たるのは1月、5月、6月です。
3月が1年で一番高くなり、6月が一番安くなる時期に当たります。
この時期での料金の開きは2倍から3倍にまで広がるため、
3月の引越しの場合には、可能であれば翌月もしくは前月の日程に調整した方がよいでしょう。
日程をずらすのは新居の事もあるため、対処法としては、見積もりを早めに依頼し、複数社の比較によって格安業者を探すことである程度の高値の料金は回避できます。
その他の回避方法としましては、不用品の処分はもちろんのこと、貸し切りトラックは選ばずに、コンテナ輸送の運搬やフリー便の活用を候補に入れてみましょう。
繁忙期は、業者もお客が止まらない状態なので、こちら側の立場が弱くなりますが、出来るだけの対策は行っておきたいところです。
また、3月に入ってしまうと業者の空きが無くなることがあるため、1月ごろには見積もりを取り始めて業者を決めておく事も肝心です。
反対に閑散期である安くなる時期(特に5月、6月)は、業者も暇で仕方がないため、こちら側の立場が強くなりますので、
料金はもちろんのこと、
- ゴミの処分や人材の追加、
- 荷造りから荷解き、
- 資材の即日配送・回収
などとことんサービスを充実してもらいましょう。
以上、引越しが高くなる時期と安くなる時期について記載しましたが、
曜日でも料金に差があり、土日は平日料金の2割増し、深夜なら3割増しと決められています。
少しの日時変更で料金が変動するのが引越し業者というものなので、1社に絞らずに複数見積もりは必須です。
底値を導き出すにはこの方法しかないからです。